電子ブックレスト（書見台）®

視覚および学習力を改善する、印刷物解読のための学習用アイソキネティック装置

要約： IOT統合型眼科医療（Integrated Ocular Treatment）学習メソッドにおける電子ブックレスト®
ドメニコ・カレッラジュリア・カレッラ *、ローザ・リアンナ*協力

電子ブックレスト® は、IOT（統合型眼科医療）が視覚障害を持つディスレクシア患者の読解能力を改善するために支給する 知的能力のための最新技術です。 学習および記憶に対しプラス効果が期待されるこの装置は、視覚的注意、読解速度、読解リズムを向上する機能が搭載されいる支援ツールです。 カレッラの視覚的原則に基づくIOTは、 独自が構成した視覚的人間工学による 高い眼位、読み取りの一定速度、ページへの視覚方向、および読み取り最大距離からなる4つの要素から成り立っています。ディスレクシアの読者や一般の読者にとって、視覚的なアクセシビリティと印刷物やデジタルテキストの読みやすさを改善することができます。カレッラの視覚的原則の用途においても、電子ブックレストは、上記の4つの要素、特に機器を使用せずにPOAとVCLをテキスト上で安定した方法で使用および維持することができるため、エレクトリックレクターン®は重要な役割を果たします。それらは読者によって正しい方法で適用され、それらの機能的有効性を低下させる可能性がある。表層性ディスレクシアの統合型眼科医療中に使用されている電子ブックレスト®は、読む段階で影響した視神経および語彙機能の回復にも重要な役割を果たします。表層性ディスレクシアの場合、視覚的な解読が原因で、読む速度が遅く、不注意で困難を来します。先天性、後天性に限らず語彙伝達の能率が悪いため、単語の意味を保管する視覚的記憶による脳内の辞書が正常に起動しません。IOTの課題は、装置が搭載する機能によってこの欠陥を「再起動」させることです。これは、ディスレクシアの読書速度に対応してモバイルレーザー照射スポット（PLM-L）の移動をプログラミングすることによって行われます。その結果、読者が符号を見失うことなく、規則的且つ集中的に線上のPLM-Lを追うようになり、とりわけ眼球運動の角速度を一定に保つようになります。読解の全工程で定期的に発生する眼とPLM-Lの相互作用 が、一定速度 （等速性）および一定の緊張や力の入れ具合 （等張）で、眼の筋肉の収縮（伸縮）を生成します。眼の神経筋器官である外眼筋の収縮によって生じる、一定速度および力がかかるこの種の運動は、本来は再現できませんが、唯一この装置が搭載する リハビリ の基礎となる 「眼のアイソキネティックトレーニング」 により、視覚機能に良い効果を生み出すことができます。このように、電子ブックレスト®による眼球運動のリハビリ期間中に、表層性ディスレクシアと診断された成長期の子供の視覚障害の原因となる中枢からの眼筋系の機能的異常、すなわち失読を軽減します。具体的な単語の学習段階を促進するだけでなく、視覚または語彙の経路の欠陥 が 「象徴的経路の三次元意味論」に変形し、発展するとともに 音韻的な経路（表層性ディスレクシアの場合、機能障害に影響しません） は、抽象的な単語の読みと習得を容易にするため、「転調する解読システム」 によって強化されます。4段階に渡るIOT実施期間中に装置を使用した視覚機能および眼球運動機能のリハビリで、読解の学習において著しい進歩が見られます。詳しくは、ディスレクシアとリハビリテーション VOL. IおよびVOL. II - Liguori Editore - ナポリ（イタリア）で解説しています。

本サイトは、現在イタリア語と英語の2言語で紹介されています。続きをお読みになる場合は、
イタリア語または英語のうちの1つをクリックしてください